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屋上のある注文住宅を作るメリット・デメリット

屋上のある注文住宅を建てる前に理解しておきたいメリット・デメリット、設計のポイントを解説しています。

屋上のある注文住宅のメリット

延べ床面積に含まれない

注文住宅の屋上部分は延べ床面積に含まれません。屋上を設ければ、容積率に余裕がないケースでも生活スペースを増やせる可能性があります。狭小地などに注文住宅を建てる場合は検討するとよいかもしれません。

洗濯物を干せる

屋上は物干し場として活用できます。敷地面積やベランダが狭いケースでも一定のスペースを確保できます。環境次第ですが、日陰になりにくい点が魅力です。周囲の視線が気になる場合は、屋上を壁面で囲むとよいでしょう。

趣味のスペースとして活用

屋上を趣味のスペースとして活用することもできます。例えば、友人を招いてバーベキューをする、簡易プールを設置して子どもを遊ばせる、テントなどを設置して自宅キャンプを楽しむなどが考えられます。さまざまな活用方法を検討できる点は魅力です。

屋上のある注文住宅のデメリット

建築コスト・メンテナンスコストがかかる

屋上のある注文住宅は、建築コストが割高になる傾向があります。屋上へつながる階段や部屋を設けなければならないからです。また、防水方法によっては定期的なメンテナンスが必要になります。維持管理にもコストがかかりやすいといえるでしょう。

掃除の手間がかかる

屋根と比べて掃除の手間がかかります。落ち葉などのゴミやカビ・コケなどを取り除かなければならないからです。掃除を怠ると、美観が損なわれるだけでなく防水機能にも悪影響を及ぼすことがあります。定期的にゴミを拾う、デッキブラシで擦るなどの作業が必要です。

落下の恐れがある

ベランダから子どもが落下する恐れもあります。壁やフェンスを設ける、これらの近くに台を置かないなどの対策が必要です。また、強風で植木などが飛ばされて落下することも考えられます。歩行者などにぶつかるとケガや事故につながるかもしれません。屋上を設置する場合、子どもやモノの落下に十分な注意が必要です。

屋上を設計する際のポイント

具体的な使い方をイメージしておく

屋上の魅力はさまざまな用途に活用できることです。洗濯物を干すことはもちろん、自宅キャンプやバーベキューを楽しむこともできます。便利そうと考えて設置しがちですが、実際に設置すると使い道を見出せないことが少なくありません。設計時点で具体的な使い方をイメージしておくことが重要です。使い方が明らかになれば、建設時に必要な設備を設置しやすくなります。

日常の中に屋上を組み込む

屋上へのアクセスが悪いと、利用する機会は減ってしまいます。気分転換に屋上へ出てみようなどと思えるようにしておくことが重要です。動線を工夫して日常生活の中に屋上を組み込みましょう。よく使う部屋から直接移動できると、利用する機会は増える傾向があります。

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