大阪・茨木市で注文住宅を建てるなら工務店はじめてガイド
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このページでは、ヌックに関する基礎知識や設置するメリット・デメリット、注文住宅にヌックを設置する際のポイントを解説します。
ヌックとは「こじんまりした居心地の良い場所」を指す言葉で、その語源はスコットランドから由来しています。
中世のスコットランドの住宅には「イングル・ヌック」と呼ばれる暖炉のそばに作られた腰かけがありました。その暖炉そばの「こじんまりとした落ち着けるスペース」という意味からヌックという言葉が広まったとされています。
現代の住宅におけるヌックは、ドアなどで仕切らず、ゆるやかにゾーニングされた1~3畳ほどの小スペースを指します。日本では、階段下やリビングの一角などに設けるのが一般的です。
注文住宅にヌックを取り入れると、広いリビングなどに自分だけのスペースをつくれます。ヌックのスペース内でテレワークや読書、ゲームなどのひとり時間を楽しめるようになるでしょう。
個室もプライベートな空間のひとつですが、扉によって遮断されるため、リビングにいる家族の様子を見ることはできません。
ヌックであれば、リビングとつながる空間で家族の気配を感じながら自分だけの時間を過ごせます。
ヌックは1~3畳ほどの小さなスペースがあれば設置できるため、家の中のデッドスペースを活用できます。例えば、階段下の空間や柱の凹凸でできたスペースをヌックにすれば、おこもり感のある隠れ家のような空間を実現できます。
本棚を設置する、おもちゃを置くなどすれば、読書をする場所や子どもの遊び場として活用できるでしょう。注文住宅の設計で、微妙な狭い空きスペースが生まれてしまう場合におすすめです。
多彩な使いみちがある点も、ヌックの人気が高まっている理由のひとつです。リビングの一角に設置したヌックの場合、子どもが小さいうちはキッズスペースとして、子どもが大きくなったら大人も使える読書スペースなど幅広く活用できます。
スペース内にデスクを設置しておけば、スタディカウンターやテレワークスペースとしても利用できます。天井を低くする、空間をゆるやかに仕切るなど、工夫次第で居心地の良い場所をつくることが可能です。
デッドスペースを活用するだけであれば追加費用なしでヌックを実現することも可能ですが、多くの場合、ヌックを導入するぶんの建築費用がかかります。ヌックに本棚やデスク、ベンチなど、造作家具を設置する場合には、追加の設置工事費が必要です。
ヌックの形やデザイン、設置の難易度によって費用は大きく変わってくるため、予算に見合うか、設置にいくらかかるかを事前に確認しておくことが大切です。
単にデッドスペースを利用するのであれば、特にヌック用の面積を確保しておく必要はありません。しかし、部屋の一角を削る場合はヌック分の空間が必要なため、その分他のスペースの面積が少なくなります。
広いリビングの一角であればあまり気にならなくても、部屋がそれほど広くない場合、居住スペースが狭くなったり圧迫感を感じたりする可能性があります。
特に狭小住宅では注意が必要です。収納スペースが狭くなる、家全体のバランスが崩れてしまうといったおそれもあります。ヌックの設置を検討しているなら、早い段階で設計会社に相談しましょう。
さまざまな用途に活用できるヌックですが、「人気があるから」「流行っているから」という理由だけで安易に設置してしまわないようにしましょう。
具体的な利用目的がないまま取り入れてしまうと、結局使わなくなりデッドスペースになってしまう可能性があります。
設置する場所が適切でない場合も使わなくなってしまう可能性が高いです。リビングなど家族の集まるスペースから離れていると、使いにくさから利用しなくなってしまいます。
ヌックを設置するなら、リビングやダイニングの片隅、階段下など家のデッドスペースを活用するようにしましょう。ヌック用に空間を削ってしまう方法では、そのぶん居住スペースが狭くなってしまいます。
また、デッドスペースは、普通の部屋とは違った特別な雰囲気を演出しやすい特徴があります。天井を低くしたり段差を変えたりなどのゆるやかなゾーニングで「おこもり感」も生まれます。
魅力的なヌックに仕上げるには、ゆるやかなゾーニングで、いかに「どの部屋にも属さない半居室」にできるかがポイントです。扉でしっかりと区切るのではなく、段差や素材を変えて別の空間として認識させましょう。
ヌックの部分だけ天井を下げる、段差を上げる、床の仕上げを変えるなどの工夫でゆるやかなゾーニングが実現します。
ヌックをつくる目的が明確でないと、やがて誰も使わなくなりデッドスペースと化してしまいます。長く活用できる空間にするためにも、まずはヌックをつくる目的をはっきりさせておくことが大切です。
誰が・いつ・どのように使うかをイメージした上で設置を検討しましょう。目的が明確になると、どこにヌックを設置するのが適切かも分かりやすくなります。
家族と同じ空間で過ごしつつ自分だけのスペースを確保できるヌックは、キッズスペースや書斎、テレワークスペースなどさまざまな使い方ができます。注文住宅のデッドスペースを有効活用したい方は、ヌックの設置を検討してみると良いでしょう。
注文住宅にヌックを取り入れた施工事例を参考にしながら、居心地の良い空間づくりを目指してみてください。
ただし、ヌックはデッドスペースではない場所に無理に設置すると居住スペースを圧迫してしまいます。建築費用が大きく変わる可能性もあるので、設計の早い段階で設計会社や施工会社に相談することをおすすめします。

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